ラリーキルトフェア、情報少なかったようなので少し補足です。_(._.)_
今回仕入れて来たものはインド西部、パキスタンとの国境付近で
1950年代~80年代につくられたキルトです。
その昔、嫁入りする娘に母親が1針1針愛情を込めて作り上げ、
嫁入り道具のひとつとして持たせたといわれています。
古い布やサリーを数枚重ねて刺し子を施します。刺し子をすることで強度が増します。
明るい色目は女性が、暗い色目が男性が使っていた布ともいわれますが定かではありません。
プリントやカシミール刺繍は男性が行うのですが、キルトは外出や表現が制限された
生活の中で、女性たちが刺し子を始めたといわれています。
今では仲の悪いインドとパキスタンですが、国境付近では同じ文化が育まれていたので
パキスタンにも同じようなキルトが存在します。
パキスタンのものはもっと派手な色が多く、インドのものはスモーキーな色があるのも特徴です。
キルト自体は現在でも商業的に作られていますが古いものと比べると刺し子のピッチが広く、
全くの別ものとなっています。
んー…悩む!
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